スキンケアが気になるようになると、広告などで表示される言葉の中に、イメージだけでイマイチわからないものが出てくるのでまとめてみた。
ヒアルロン酸
ヒアルロン酸は、1グラムで6リットルもの水分を保持できるという優れた保湿成分。
肌のうるおいや弾力性を維持し、シワ・たるみを改善をする働きをもつが、年齢の上昇に伴い自然に肌の内部では減少してしまう。そこでここ数年、このヒアルロン酸を配合した美容液や、マイクロニードル(針美容)で直接肌に届ける「貼るタイプ」が人気に。
グリチルリチン酸ジカリウム
肌の炎症を鎮める有効成分。炎症を起こしてゴワついた肌を抗炎症効果で肌を落ちつかせキメを整え、健やかなコンディションのいい肌に。
ヒト幹細胞培養液
ヒト幹細胞培養液は再生医療の分野で注目を浴びている成分で、肌を基礎部分から蘇らせる働きが期待されている。
つまり、肌というのは、ある程度の年齢になると幹細胞の数が減るため細胞を再生・修復・増殖させる働きが衰えるが、それを補うと考えられているのがヒト幹細胞培養液。ヒト幹細胞培養液には、細胞を活性化するサイトカインや、細胞の増殖・分化を促進するグロースファクターが豊富に含まれていることから、肌の生まれ変わりを促す効果が期待されている。
ビタミンc誘導体
ビタミンc誘導体とは、ビタミンCがより肌に浸透しやすくなるよう改良された成分のこと。
ビタミンCには、シワ・ハリの改善、皮脂の分泌を抑制、ニキビ改善、シミやくすみの緩和、紫外線から肌を守る等の様々な美容効果があると言われているが、他方で物質として不安定であるため、より安定していて浸透力が高く、長時間活性を持続出来る「ビタミンc誘導体」が開発されて人気の美容成分となった。
なお、成分表示状は「ビタミンC誘導体」とは表記されず、以下のように表示される。
L-アスコルビン酸2-グルコシド
リン酸アスコルビルナトリウム(VC-PNa)
リン酸アスコルビルマグネシウム(VC-PMg)
テトラヘキシルデカン酸アスコルビル(VC-IP)
パルミチン酸アスコルビルリン酸3Na(APPS)等
書ききれないので、続きはまた後日。
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