「レジスタントスターチって、オートミールにもある?」という疑問を持った、オートミール・ダイエット中のあなた。気になりますよね。
レジスタントスターチは白米のごはんで有名ですが、オートミール・ダイエットとレジスタントスターチ・ダイエットを同時に出来ればさらに嬉しい。
ということで調べてみました。
レジスタントスターチって何? │「冷や飯ダイエット」で有名に
レジスタントスターチとは「難消化性」のデンプンのことです。
糖質制限中の人はご存知だと思いますが、糖質の一種であるデンプン。
でも、デンプンには実は2種類あって。糖質制限中の人が避けている「エネルギーになるデンプン」と「レジスタントスターチ」に分けられるんです。
レジスタントスターチはヒトが体内で消化するのが難しいため、体内では食物繊維と同じような効果を持ちます。つまり、腸内で善玉菌を増やして腸内環境を整え、お通じを改善する効果が期待できるのです。
さらに、食べても血糖値が急上昇しない「低GI食品」です。
そのため、レジスタントスターチを利用した「冷やごはんダイエット」は、「冷ましたごはんを食べるだけ」という手軽さから有名になりました。
でも、もちろんオートミールにも応用することが出来ます。
レジスタントスターチを活かすオートミールの食べ方
レジスタントスターチを効率よく摂取するには、普通のデンプンを食べる前に冷やしてレジスタントスターチに変化させてから食べる必要があります。
常温で食べるオートミールの「おにぎらず」
「冷やして食べる」といっても、常温に冷ますだけでデンプンはレジスタントスターチに変化します。
なので、ランチ用にオートミールの「おにぎらず」を作って冷ましておけばOK。
冷たいオートミールを毎日簡単に食べたいなら
朝食や軽食として定番の「オーバーナイトオーツ(冷蔵庫でヨーグルトやミルクに浸して一晩置く食べ方)」がオススメ。
夜作っておくという習慣がついてしまえば毎日の様にレジスタントスターチを接種できます。
冷たければ冷たいほどいいかというと…
白米ごはんでの研究ですが、炊きたてご飯のレジスタントスターチ量を100として比較した場合、1時間常温で冷ますと約157まで増加。
これに対して冷蔵庫で6時間冷ましても約140なので、冷たければ冷たいほどいいというわけではないそうです。
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